マクロス30発売

改めまして。『マクロス30〜銀河を繋ぐ歌声〜』本日発売でございます。是非とも店頭でお手に取っていただければ幸いです。小説版発売も3月末に控えておりますので、合わせてよろしくお願いいたします。
思い起こせば六年前の夏、まだ放映されていない『マクロスF』の脚本を見せていただいて(12話くらいまででしたか)、「これ、やってみないか」と当時の担当さんにお声がけいただいたのがマクロスとのおつきあいの始まりです。
初稿を提出するなり河森さんに呼び出しをくらい、「ナニをやらかしたんだ」*1と編集さんとふたりで青い顔になって参上したら直接お褒めの言葉を戴いて、「アニメに出てきてないバルキリーとか出していいですよ」「アルトの歌舞伎面白いので増やしてください*2」と言われたのが、あの小説路線の始まりです。
部数的にも内容的にもご好評を賜わり、三巻予定だった構成が(特に河森さんによるプッシュで)四巻に増え、読者の皆様のご声援を戴いて外伝が二冊も出、その後も劇場版、マクロス・ザ・ライド、劇場版のパンフ、公式同人誌と延々と続いて参りました。
マクロススタッフの皆様、つたない筆者の文を愛してくださったお客様のおかげです。その結果、というのも僭越ですが、自分の六年間の集大成と思っております。是非『マクロス30』お買い上げいただけると幸いです。
それはそれとして、例によって例のごとくゲーム内容についてのご質問・ご意見は受け付けかねます*3ので、メールかお葉書でバンダイナムコゲームズ様に。是非。

*1:河森さんのクオリティへの妥協のなさはそれはもう恐ろしいものである、というのはうかがっておりました。事実そうです

*2:最初は単に尺の問題でシェリルとランカとの出会いイベントを圧縮しつつアルトのオリジンを語らねばならないのでちょっと歌舞伎ネタを入れただけでした

*3:聞かない、という意味ではなく、僕だと責任あるお答えもできませんし、個別回答は混乱を招くことがあるからです。また、反響などは直接お伝え戴いたほうが、今後の作品にダイレクトに反映しやすくなります

カオスフレア増刷

というわけで、長らく欠品が続いておりました『異界戦記カオスフレアSC』ならびに『ラピス・フィロソフォルム』の増刷が決定いたしました。発売は、『ダイアモンドキャッスル』と同日、12/27ごろとなります。
増刷版は最新のエラッタが適用されたものになります。また、基本ルールブックについては、帯に増刷版であることを示す表記を追加しました。『ラピス』は帯がなかったのでそのままなのですが、こちらは本当に長いこと在庫切れが続いていたので、見かけたら増刷と思っていただいて間違いないかと思います。
これもひとえに、皆様のご支援ご声援のおかげでございます。今後ともよろしくお願いいたします。

ダイアモンドキャッスル

というわけで、大変遅れてしまいましたが『異界戦記カオスフレアSC』R&R連載再録本第二弾――相変わらず新情報満載ですが――“善本”ことダイアモンドキャッスル、どうにか年末には皆様のお手元にお届けできます。
何卒よろしくお願いいたします。是非ともご予約を!

ビーストバインドトリニティ・ドミニオンズ

ドミニオンに突入せよ!!】
ビーストバインド トリニティ』に待望のサプリメント第二弾がいよいよ登場!
本書のテーマは、強大なるドミネーターに支配されし数多の世界群―――ドミニオン
ドミニオンの解説や運用ガイダンスにとどまらず、この世ならざる異界の法則をよりドラマティックに表現する新ルール“ドミニオンエゴ"によって、魔獣の闘争はさらなる深度へ到達。世界そのものを敵に回した時、半魔たちの絆が試される。
【さらなる恐怖を力となせ】
深淵より呼び覚まされし名状しがたき恐怖、“コズミックホラー"を新たなブラッドとして追加。忌まわしき邪神の眷属や神話生物となって、世界の闇に暗躍せよ。
もちろん、既存ブラッドにも新たなルーツや大量の追加アーツ、追加アイテム等を一挙追加。本書がもたらす新たな力を手にし、より白熱する人と魔の暗闘を生き残れ!!

というわけで、『ビーストバインド』シリーズ二冊目のサプリメント、『ドミニオンズ』の予約が始まっております。今回もワールドと、それからドミニオン周りのルールを担当しました。
追って続報をお伝えしますが、1stからのファンの方にも、新しいファンの方にも楽しんでいただけると思います。

イース・トリビュート

イース トリビュート (星海社FICTIONS)

イース トリビュート (星海社FICTIONS)

新たなるアドルの冒険が、ここにある──!
1987年の第一作リリースより四半世紀─。赤毛の剣士、アドル・クリスティンの冒険を描くアクションRPGの傑作シリーズ『イース』25周年を記念して、5人の “名手”が “名作”に挑む。
イース王国での冒険を終えた直後、若きアドルとその相棒ドギを描く「パルトネルの花嫁」(橘ぱん)。
アドルを先回りしたフェルガナの少女・エレナ、その “最強伝説”の謎を解き明かす「フェルガナ断章 ~翼を持った少女~」(森瀬遼)。
ヤーパンの戦国時代に漂着したとされる“赤髪の剣士”伝承の研究「此処より彼方へ、彼方より此処へ」(海法紀光)。
アドルの足跡を追い求め、復興を遂げたアルタゴに至る青年の冒険譚 「紅の足跡」(小太刀右京)。
─そして、最後の冒険に旅立つ直前、老境のアドルの姿を捉えた 「最後の前」(芝村裕吏)。
希代の冒険家の生涯から、これまで秘されてきた貴重な挿話5篇を採録した “冒険記外篇(トリビュート)”、ここに公刊─!

あと、こちらにも書いております。
公式サイト(http://sai-zen-sen.jp/works/fictions/ys/01/01.html)で試し読みも始まっておりますのでよかったら。

レッドドラゴン第三夜

RPF レッドドラゴン 3 第三夜 妖剣乱舞 (星海社FICTIONS)

RPF レッドドラゴン 3 第三夜 妖剣乱舞 (星海社FICTIONS)

伝説、乱舞。最高の布陣が織りなす、最高のフィクション。オガニ火山での悲しき戦いを終え、ニル・カムイの革命軍の王たらんことをついに決意した忌ブキと、絶対の忠誠を彼に誓うエィハ。次第に明かされていく不死商人・禍グラバの複雑な過去。<黒の竜>から褒美(ほうび)を授かるスアロー……。<混成調査隊>のメンバーそれぞれが抱えた思惑の裏側で、しかし、婁震戒の愛剣・七殺天凌が妖しく光る――。予測不可能、驚天動地の“結末(決裂)”を読撃せよ!!

というわけで絶賛公開中の三夜、書籍化堂々の予約開始でございます。
web版(http://sai-zen-sen.jp/special/reddragon/)は今月お休みをいただきますので、これでwebと書籍が追いつく形になります。
web版のほうでは第一夜から無料公開しておりますので、今から読んでみようかな、という方でも大丈夫でございます。