引力の正体について

引力については、現代の物理学でも未だに理解されていないことが多い。我々は引力がどのように働くかを理解してはいても、それが何に起因するのか完全に解き明かしてはいないのである。
だが、小生はアルキメデスのごとく、本日風呂場でそれを解き明かした。

すなわち、[エンゲージ]である。
[エンゲージ]とは、白兵武器が届く間合い、すなわち2〜3mのことである。これは正確には「その武器の持ち手から2〜3m」と解釈すべきであろう。

たとえば、地球の引力について考えるならば、地球の重力圏から2〜3mが地球の[エンゲージ]だと推察される。なぜ重力圏かと言えば、そこを離れた武器は飛んでいってしまうからだ。つまり、地球が武器を保持できる限界距離は重力圏とイコールだと呼んで差し支えないであろう。

そして、地球の重力圏にいる我々は常に地球と[エンゲージ]している。我々はジャンプしたり、ロケットに乗ることで、この[エンゲージ]を離脱しようとすることができる。だが、地球の[行動値]は非常に高いものと考えられ、我々の[離脱判定]はまず容易には成功しない。これが宇宙開発が難航する要因である。ひとえに宇宙開発は、地球の[行動値]を上回る[行動値修正]を持ったヴィークルを開発できるかどうかにかかっていると言えるであろう。

同様の理論から、星団の発生や銀河の誕生、銀河団、宇宙泡などについても解き明かすことができる。宇宙開闢時に重い元素と軽い元素に別れたのも恐らく何らかの[エンゲージ]の都合であろう。セットアッププロセスに移動する特技ないしはギルドスキルを誰かが使ったに違いない。*1

かつてニュートン物理学がもてはやされた時、それを経済の働きに転用しようとする動きがあった。*2
同様に、この遠藤卓司物理学はニュートンアインシュタインに比肩するものであるから、経済学や人類学、地政学などにも応用可能であろう。*3だが、それについてはあまりにも面倒なので割愛する。後世の学者に期待したい。

*1:ホーキングはこれを神だとしているが、だとすれば神にはGMがいることになる

*2:マルクスの時もあった

*3:たとえば現在日本の経済が景気の波から[離脱]されているのは、不良債権赤字国債によって[行動値]が低下しているからではないかと推察される。マイナーアクションで防具を脱ぐべきであろう