月刊モビルマシーンエラッタ

増刷版に適用されているエラッタ(現在、電子版には未反映です)です。ご迷惑をおかけしましたが、確認していただけると幸いです。本エラッタの掲載については『月刊ガンダムエース』編集部の許諾を得ております。

こちら月刊モビルマシーン編集部 エラッタ キリスト紀元2026年4月9日版

p015 本文
誤:1.5対1
正:1対1.5

p047,053,063.088 本文
誤:小数
正:少数

p064 本文
誤:一撃離脱戦に特化しているのが特徴だ。
正:一撃離脱戦に特化した設計を施されている。

p094 対談の発言者名
誤:デプレ
正:ゲトル

p138 本文
誤:マーニングや証言などから
正:マーキングや証言などから

 

 なお、内容についての質問などについては、伝言ゲームでの混乱を回避するため口頭およびSNSでの直接回答は原則として行なわない方針となっております。恐縮ですが編集部までお手紙、またはメールをいただければ幸いです。

月刊モビルマシーン発売

 お世話になっております。

 『こちら月刊モビルマシーン編集部!』本日発売となりました。

 これがどういう本なのかというと、「U.C.140~150年代にアメリア(後のザンスカール帝国)で発売されていた信頼性の低いモビルスーツ雑誌の記事を日本語に抄訳した」というテイのメタフィクションです。

 そのため単行本に載っている前書きと編集後記もあくまで作中視点、というややこしい本であります。

 

「こちら月刊モビルマシーン編集部!」矢立肇・富野由悠季 [角川コミックス・エース] - KADOKAWA

 

 詳しいことはこちらに試し読みを用意していただいたのでお読みいただくのが一番いいんじゃないかと思いますが、原則的にはモビルスーツ/モビルアーマーを毎回紹介して、それを通してU.C.110~120年代の世界情勢を紹介しつつ、ファシズムに向かっていくアメリアの空気を描いていこうという、「95%が世界設定の小説」という奇妙な物体です。いや小説なんですよ書き手としては(笑)。

 モビルスーツの設定に限った話ではないんですが、「U.C.120年代の世界設定」ってなかなか今まとめて読める本がないんですね。電撃データコレクションの電子版くらいじゃないでしょうか。そういう事情もありまして、『B-CLUB』や『模型情報』、小説版F91などから可能な限り設定を引っ張ってきて、「U.C.120年代ってどういう世界なの」というのを伝えよう、というのが本作の狙いです。

 最初は単行本化の予定どころか連載になるかどうかすら明確ではなく、勢いで始まった記事シリーズなので、構成にムチャな部分も多々あるかと思いますが、おつきあいいただければ幸いです。

 

 で、そのメタ性のおかげで書くところがなかったんでここに書くわけですが、本書の製作にあたっては多くの関係者にお世話になりました。元サンライズ企画室の井上幸一様、『F90』の元々の脚本家である山口宏様はもとより、『フォーミュラー戦記0122』のプロデューサー・脚本である佐藤淳一様、『Vガンダム』関係の資料をご提供いただいた渡邊哲哉監督、関連メカデザイナーの皆様には改めて感謝を申し述べます。そしてもちろん監修でお世話になった岡崎昭行様、本当にありがとうございます。それから會川昇様には『Zガンダム』『ガンダムZZ』放映時のリアルタイムのお話と、『B-CLUB』関係の不躾なご質問におつきあいいただきました。感謝の限りです。

 

 そして「Vol.1」と銘打ってあるわけですがこの調子でやっていきますと単行本が出せるのはまた数年後、ということにあいなります(笑)。そこまで連載が続くのか、続いたとして単行本が出せるのかはひとえに皆様のご声援にかかっておりますので、どうか『月刊ガンダムエース』編集部あてにアンケートを出していただけると幸いです。こういう本が売れますとまたいろいろやれることも増えると思いますので是非……!

 

 

 

 

設定の混乱は本意ではないので

 ちょっと各種のwikiやネット辞典を見ていると混乱があるようなので。

『機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ』6巻、p156に

 

「このザク、エネルギーゲインがヘビガン並じゃないか」

 というセリフがありますが、これはRFザク(前期型)のジェネレーター出力が通常のMS-06Fの976kwを大きく超えて、2,750kwに達していることを意味しています。RGM-109 〈ヘビーガン〉は2,870kwですから、ほぼ同等と考えてよい、ということでこういうセリフにしました。

 なので、これは〈RFザク(前期型)〉が〈ヘビーガン〉より強い、という意味ではありません。実際には〈RFザク(前期型)〉は全備重量58.6t、〈ヘビーガン〉は23.5tですからパワー・ウェイト・レシオには大きな差がありますし、スラスター推力においてもまたしかりです。そもそも機体サイズも違い、空間戦闘時のモーメントにも大きな違いがありますから、最小旋回半径などの点でもRGM-109が優越しているものと考えます。

 あくまで「出力は最新の軍用機並ですごいな」ということなんですね。実際のRFザク(前期型)の他モビルスーツに対する評価試験の結果については、近刊『こちら月刊モビルマシーン編集部』にまとめてありますので、そちらをご参照いただければ。

 なお、第二次オールズモビル戦役に登場した〈RFザク(後期型)〉についてはガワだけでなく各機能がブラッシュアップされたものなので、これについては今後の『月刊モビルマシーン』で詳述できればと思っています。

 

 

 記事をベースに色々想像を膨らませていただくのはありがたいことなんですが、本来の設定と違うものがネットの伝言ゲームで「公式設定」になってしまうのもおっかないものなので、こうして筆を執りました。御理解いただければ幸いです。

 

追記:もうちょっというと、ジェネレーター出力もスラスター総推力もパワー・ウェイト・レシオも、兵器の一側面を示した指標であって、『ドラゴンボール』の戦闘力のような絶対的指標だとは捉えずにやっております。兵器の優劣はあくまで戦略・作戦レベルで問われるべきものなので……

『なぜなに未来侵略』ついに電子化

かなり昔の商品になりますが、『なぜなに未来侵略』、皆様の温かいご声援のおかげで電子化されました! どのTRPGでも使える汎用TRPG編と、『カオスフレア』に特化したカオスフレア編の二点です。よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

ちなみに『異界戦記カオスフレア』は、始源世界オリジンと呼ばれるファンタジー世界に異世界召喚(または転生)した地球人と現地の住人たち、そしてオリジンを侵略する様々な異世界人たちが織り成す、異世界召喚TRPGの決定版です! こちらも是非よかったら手に取ってください! おもしろいですよ!

 

 

 

 

連載関係こまごまと

 

Role&Roll vol.235、おかげさまで発売中です。

異界戦記カオスフレアSC』は東方大陸の信仰と聖職者について。オリジン中央大陸とはだいぶ違うその文化形態をお楽しみください。

『天下繚乱』はエネミーについてです。シナリオの自作にもシナリオクラフトにも楽しいエネミー、今回は中レベル帯のエネミーを中心に収録しました。次回は高レベル帯のを追加する予定です。よろしくお願いします。

 

 

中華料理についてのあれこれを繰り広げる熱血美少女中華料理まんが『あと365日の晩餐』、今回はイリーガルな料理対決です。美食の道は時として外道に堕ちてしまい、法律と激しく対立します(フィクションです)。今回の敵はそんな外道の魔侠に堕ちた中国からの刺客の対決。果たしていかなる結末を迎えるか、是非ともお楽しみください。

単行本2巻も好評発売中でございます。

 

 

『月刊ガンダムエース』、『機動戦士ガンダムF90クラスター』はいよいよ地球編に。ようやく芝居の時にヘルメットを脱がせられます! 火星に空気がないのがとにかく呪わしくてですね(笑)。広大なアフリカの大地でイヴァルがこれから出会うものに、どうかご期待ください。

『モビルマシーン』はF90Ⅴとリナンバリングされたマルスガンダムについて。ちなみに余談になりますがF90の後についてるギリシャ数字を改修順ではなくて建造順と扱っているのは『MSジャーナル』、コバヤシ丸艦隊の物資でF90を量産するプランは『機動戦士ガンダムF-90(SDクラブ)』から引用しました。(その上でギリシャ数字を改修順と扱う解釈もあるので、漫画内のネームはそっちに近づいています。ちなみにこのあたりについては井上幸一氏に確認済みです。為念)

チーム・バレルロール作品ではますますヒートアップを続ける『ウェアヴォルフ』も好評連載中です! “人狼”に秘められた謎の覚醒をお楽しみください!(ミステリなのであまり具体的に喋れぬ)

ポーランド行ってきました

というわけでポーランドに行ってきました。25年振りです。いやもう変わってるの変わってないのって驚きました。街中にマクドナルドとスターバックスが溢れ、人々の愛想はめちゃくちゃ良くなり、どこもかしこもピカピカになっていて……おお資本主義! 物価も上がってました。あの頃は大学生の小遣いで豪遊ができたのに(笑)。

とはいえ親切な国民性や伝統文化の美しさは何も変わっておらず、大変に楽しい旅行ができました。今は成田から直通便もあるし、仁川から乗り換えても楽なんですねえ! 昔はロンドンやウィーンから乗り継ぎがあってかなり面倒だったんですよ。気候もいいですし英語もほぼ通じますし、素敵な国なので是非みなさんもどうぞ。

 

旧王宮謁見の間

文化科学宮殿

 

連載のお知らせ

お世話になっております。

ちょっと遅れ気味ですが連載まわりの告知をいろいろと。

 

 

まずは『Role&Roll』、『異界戦記カオスフレアSC』は、いわゆる「異世界転生なろう」っぽいことができるステージとして“東方大陸”の紹介が始まります。カオスフレアのクロスオーバー要素より異世界要素のほうに着目した場所ですね。これまでとは雰囲気の違ったプレイができるので是非遊んでみてください!

 

『天下繚乱』は小人数でのセッションについて。データ調整をどのように行うかのガイダンスに加えて、「GMの持ちPCをNPCとして登場させるとどう楽しいか」という解説を細かく行っています。他のTRPGにもつぶしのきく内容だと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

『あと365日の晩餐』今回は麺料理回の完結編です。現代日本料理の精華ともいうべきハイエンドな創作ラーメンに、中華料理は何ができてどう戦うのか。どうかご賞味いただければ幸いです。

 

 

『月刊ガンダムエース』は『ウェアヴォルフ』と『F90クラスター』が大好評連載中です。

『F90クラスター』はずっと大気のない火星表面でのドラマだったんですが今回ついにヘルメットをぬいで芝居がたっぷりと! おお! うれしい! いやそんなことで喜んでいるのは脚本家だけなんですが(笑)。さてここから物語は『フォーミュラー戦記』の時間軸へと移動していきます。イヴァルたち、戦争を知らないし一年戦争の責任を取らされる立場でもない“ジオンの少年たち”がどこへ流れ着くのか、どうか応援してやってください。

それから、マニアックな読者の方にご声援いただいている『モビルマシーン』はRGM-111ハーディガンです。今回の『クラスター』は井上幸一さんをはじめとして色々な当時のスタッフにヒアリングして書いてるんですが、そのあたりが反映されております。主に「VSBR技術が普及したのでU.C.120年代以降のMSのジェネレーター直結型ビームキャノンは基本的に何らかの形でVSBR」というあたりですね。本当はV2アサルトの解説もしたかったんですが、『モビルマシーン』の時代にはまだ開発されていないメカなので省略しております(笑)。いつかあの雑誌がザンスカール帝国の勃興と衰退に立ち会うのか、それはみなさんのご声援次第ということで……。