アリアンロッド・ルージュ3巻

ええと、ジャンルにはかならず転換点があります。
ある日突然、モノリスに導かれた猿人が骨を手にしたときのように、突然ガンダムが現れてリアルロボットが隆盛したように、スチャラカとロードスと七つの祭壇がプレイログをリプレイに変えてしまったように、ストIIがあらわれたあの日のように、天羅万象トーキョーN◎VA−Rが忽然とあらわれた日のように。

ある日突然世界は革命され、もう二度と戻ることはありません。
アリアンロッド・ルージュの3巻というのはそういう作品です。
ゲームの手引き書としても、ひとつの物語としても、ゲームの追体験としても、なんであれば細かいケルト神話への造詣も含めて、あきらかにグレードが違う。

この作品を語らずに、2006年のTRPGシーンを語ることはできないでしょう。
お読みでない方は是非お買いあげを。

もちろんその折に、まだお買いあげでないなら『異界戦記カオスフレア』と『Aの魔法陣』のリプレイブックも是非レジへお運びください。