MGユニコーンガンダム

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.Ka (機動戦士ガンダムUC)

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム Ver.Ka (機動戦士ガンダムUC)

まあ、まだ仮組の段階なんですが、ボチボチやってます。
よくガンプラをあまり知らない知人に、「最近のマスターグレードってのはネ*1」とか解説すると、「へえー、最近のプラモってのは凄いんだネ。君のような人でも組み立てられるのか」「ハハハ、そう褒めなくてもいいんだ」とそういう会話になるわけですが、冷静に考えたらマスターグレードは発売されてからシリーズとしてはもう十数年。
初期のMG*2はもう全然「今のガンプラ」ではないわけです。事実、たまに一昔前のを組み立てると「あれっ、ここってABSじゃないの?」「ここの関節引き出せないのかあ」「ここの装甲がスライドすればなあ」*3とか考えてしまうわけです。
これはごく短期のスパンでもしばしば発生しまして、フルABSを達成した“ガンダムF91”の次に出た“クロスボーン・ガンダムX1”は数倍の組みやすさを達成しております。もちろんバンダイが手を抜いた、という話ではなくて、F91で手に入れたノウハウがあまりにも巨大で、その前と後でいきなりパラダイムが変わっておるのです*4
もちろんこれはMGに限った話ではありませんで、“最近の00/Seed”“最近のハセガバルキリー”“最近のリボルテック”などとあらゆる分野において語り得るわけですが、何が言いたいかというと技術の進歩は日進月歩。レーベルが同じだから全部同じ、なんてウカウカしていると瞬時に置いて行かれますし、またそこがエキサイティングなのです。
ですからモデラーはですね、最新の技術に触れたくて、発売日にプラモを買ってくるのであります。たとえ積みプラモが小山をなしていようと、「ちょっと1/20レッドショルダーカスタムを4個ほど買ってヒマな時にデライダ戦*5」を再現してみようかね*6」とか考えるわけです。十三年前にマスターグレードが始まって、「マスターグレード」という世代が生まれたわけではなく、今日も明日も、模型の進化は続いており、そのゲッター的進化*7に身を任せるのがここちよいのです。


熱弁を振るってまいりました。
読者の皆様がたには、あたくしが決して仕事もしないでガンプラを積み上げていることについての弁解でないことはおわかりいただけたと思います。
まだあたくしの本棚には少々の空きがございます。

*1:これ自体が実に半可通ぶってることについてはおいとこう

*2:GP01とかドムとか

*3:自分で改造しろよ、という話もあります

*4:個人的にはMkIIのver1.0以前と以後、ドム以前と以後、陸戦型ガンダム以前と以後、ゴッド以前と以後、PGウィングゼロ以前と以後なども重要なパラダイムシフトではないかと思っております

*5:OVAザ・ラストレッドショルダー

*6:この手の野望が達成されることは皆無

*7:もちろん進化してればいいキットだ、という話ではなく、未だに最良のMGはドムでこれは動きません