ジェネラル・ルージュの凱旋

ジェネラル・ルージュの凱旋 (ワンダーランドコミックス)

今うちの鳥取でもっとも熱い漫画家のひとり、高遠るい*1ののコミカライズした医療サスペンス『ジェネラル・ルージュの凱旋』を買ってきた。
前作『チーム・バチスタの栄光』をビタ一読んでいなかったのでどうしようかなーと悩みながらパラパラ立ち読みしてあぶなく読破しかかって買ってきた次第。
これがすごい。高遠るいの壮絶な画力で出てくる変態グラップラー的な医師*2の大軍がとにかく面白くてたまらない。いつコツカケするのか、いつ予告なしの目つき金的を繰り出して「それが医者ってもんだろ」とか吼えたりするのかと思ったのですがもちろんそんなこともありませんでした。
もちろんストーリー自体も大変に骨太で面白かったので、原作の小説シリーズも今度一気買いする予定です。コミカライズの手本のような作品。こらすげーわ。オラもがんがります。

*1:『シンシア・ザ・ミッション』、『みかるんＸ』などが代表作。強烈に同じウテナ世代第二次ウルトラ世代の匂いをかぎ取って、一方的にリスペクトしております。超尊敬

*2:主人公格の緊急医療医のハンドルが“ジェネラル・ルージュ（血まみれ将軍）”というだけで推して知るべし。身内だとエクスノフと加納と悪童さんは読まないと死ぬ