江戸絢爛・説三「黄昏の支配者」


エロス! エロス!
大事なことなので二回言いました。
というわけでこのクラスは、黄泉還りといいまして、天国やら地獄やらから帰ってきた、ほんまもんの鬼をプレイするクラスでございます。
かりそめの肉体を持つが故に、人の血を啜ったり、礼拝を受けなければ身体を現世にとどめることができず、生物というよりは幽霊に近い種族でございます。
ヴァンパイア:ザ・マスカレード』の東洋ソースブック『Kindred of the East』(未訳)でありますとか、その参考資料ともなった『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』*1や『吸血姫美夕*2』、あるいは古いマンガですが奥瀬サキの『火閻魔人』や『支配者の黄昏』もちょっと入っております。あとは『ゲゲゲの鬼太郎』や『どろろんえん魔くん』などもイメージソースですね。『異界戦記カオスフレアSC』をご存じの方には、リターナーといえばわかっていただけると思います。
新撰組と混ぜれば『薄桜鬼』っぽいこともできますよ!

このサンプルは人と黄泉還りの間に生まれたいわゆるダンピール、半人半鬼の英傑でございます。大変に強く、そしてそれゆえに悲しいほどの弱点を持つこの種族、是非とも遊んでやってください。

*1:もっと言いますと、東洋の幽霊というのはしばしば肉体をもって戻ってくるんで、その伝説がこうした物語の下敷きになっております

*2:OVAの脚本は京洛夢幻にコメントをいただいた會川昇先生です