未だに咳が止まらず

結局近所の医者に出かけたわけですが、診断結果は「気道過敏」。なんでも喉の粘膜が喘息一歩手前にモロいらしく、一度咳が出るとその炎症を際限なくひきずるのだということ。市販の咳止めはフォローにはなっても、気道粘膜のダメージにあまり有効でないので根元的には医者に来い、ということだそうです。
しかし、D&Dのサプリが一冊買えそうな医療費と薬代は辛いなぁ。我々貧乏人から金を巻き上げて政府は何が楽しいんだ! フハッ!(水木しげるっ面で怒る)

七色いんこ (1) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)

七色いんこ (1) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)

手塚治虫の怪盗漫画。あざやかな代役専門の役者でありながら仮面の男、そしてその実体は大泥棒である「七色いんこ」を主人公にした一話読み切り連作型の作品。
各話は古典から現代劇までの幅広い演劇を元に作られており、作中で語られる演劇論(いんこが決して名優ではないところが凄い!)は非常に参考になるので、「演劇論なんてどうもなぁ」という人はこの作品から興味を持つとよいんじゃないかしら。

とはいえこの作品の真価はそんなところにはなく、彼を追い回す警視庁の美女刑事の設定にありまして。
「人民服で巨乳、銃の名手で仁義に溢れた元ヤンキー、男っぽいが純情でしかも鳥を見るとアレルギーでロリっ娘に!」*1

手塚先生、あなたの萌えは時代を超えすぎです!*2

そうそう、ちゃんと物語が完結しています。その点でもまぁその、安心して読めるかと。*3

*1:あと、強烈なツンデレ、百合属性

*2:他にも萌えどころは多いのだが、読む人の楽しみを奪いたくないのでこれくらいで

*3:またラストあたりの盛り上げが上手いんだ