アリアンロッド

夜中に、加納のアホが「今からアリアンヤリターイ、エリンディルに行きターイ」とか社会人にあるまじき我が儘を言い出しまして。
もちろんあたくしはいい大人ですから毅然として「ヤリターイ」と答え、ヒマ人を集めてダンジョンに潜っておりました。なんせ適当なシナリオなので、峠を越えて塩鯖を運ぶ商人を護衛する過程でオーガと殴り合って、山を抜けたらアンデッドの大群が縁もゆかりもない村を襲撃するのを、しょうがねぇってんで助けに向かう、という安直なもの。
でもオモシレェんだ、これが!

昔国産RPGはルールが弱い、ストーリー偏重だとか言われてた時期がありました。未だにね、「FEARゲーは全部格好いいセリフを吐いたらポイントがもらえて勝てるゲームだ」とか信じてる向きもあるようです。*1
ですが少なくともここ数年のRPG、分けてもこのアリアンロッドのゲームとしてまず面白いことと言ったら! ダンジョンに潜り、モンスターと戦い、金目の物をかっぱらう! RPGはこうじゃなくちゃ! という傑作です。
「オレはRPGにはうるさいよ」と思っているなら一度は触れるべきであると! 遊べと! 魂をかけて訴えます。*2

あと、上級ルールブックのマスタリング/プレイヤーズガイドは必見であります。ほとんどどんなゲームにも適用できます。「アリアンロッド」のガイドだからアリアンにしか使えない、という話もありますが、あらゆるガイドはそういうもんです。まず読んで、ためになるところだけつまみ食いすりゃあよろしい。

*1:それはそれでモチロン好きですが

*2:特にね、あの、漏れにPLやらせてくれるとね、喜びますね