我が家のプチ韓流
いまだに、「韓国」という国号に慣れません。イヤ別に北朝鮮の手先とかそういうわけではなく。単純に光州大学で日本語の教鞭を執っていた祖父が、あたくしにひたっすら「朝鮮はいい、朝鮮はとてもいいところだ」と朝鮮の思い出話ばかりして、あたしはそれを聞きながら育ったものですから、未だに気を抜くと韓半島を「朝鮮」でひとくくりにしちまいます*1。
で、たまにはまぁ親孝行をしようと実家でメシを喰っておりますと*2、ちょうどTVで裴容浚(ペ・ヨンジュン)氏のファンがフィーバーしすぎてケガをしたというニュースをやっとりました。
容浚氏といえばちょうど、「韓流ブームはすべてヤラセである。その背後には参政権を獲得するための陰謀団がある。陰謀団の目的は日本の乗っ取りである」という面白いトンデモさんを見かけたばかりだったので実にうれしくなってしまい、つい食卓の話題もはずみまして。*3
とかく児童文学に埋没して世俗に疎い我が母*4なのですが、さすがにヨン様くらいは知っているらしく。「あたしも最近韓国に興味があって」とか言い出しました。「お、さすがに枯れた親父よりもイケメンかしら」と思ってみたら、「このあいだチゲを始めて食べたけど実に美味しかったので、うちでも作りたいと思うのよねぇ」という話題にシフト。
オレの親だなぁ……