TRPGにおける共有、あるいは

知人から愚痴られた話。ハンドアウトに沿ってキャラクターを作ったら、「このキャラクターは我々と共有できないからだめだ」とダメ出しをくらった、と。じゃあ知人のイメージを共有する必要もあるやろ、と聞いたら、知人はプレイグループで発言力が小さいのでダメらしい、と。


要は、古参ゲーマーがGM以上の発言権を持っていて、今回予告やハンドアウト、推奨枠に関わらず、自分達の気に入らないキャラクターを「共有できない」と断定して跳ねる権利を持って居るんだそうな。いや、もう聞いてゲンナリしましたね。それハンドアウトの意味ないやん。


彼らに言わせると、「ゲームに参加できないのはそんなキャラを作るプレイヤーの責任」らしいのですが。それはまぁそうかもしれんけど、ハンドアウトに沿ったキャラクターを受け入れる度量がなかったら、楽しいゲームは難しいと思うのですよ。「共有してくれ!」というだけじゃなくて、他人のを共有しなくてどうするんだろう。それって面白いのかなぁ、とか思うのですが。*1


そのサークルでは「他人にダメ出しをして共有を実現させるプレイヤーこそよいプレイヤー」らしいのですが。そんなイキモノになるくらいなら悪いプレイヤーでいいや、と思った年末のできごと。どっとはらい

*1:共有が全てなら、貧乏を共有して俺にメシをおごれ! とかもまかりとおるのであろうか?