気がつくと一月近くほったらに

すいませんすいません。もうちょっとで今の修羅場が終わるのヨォーッ!*1
ところで、最近自分が触れるものすべてにアニメ評論家の氷川竜介氏*2が関わっている気がしてなりません。氏の評論は何が素晴らしいかというと、「このアニメは面白い! たとえばここが面白いのだ!」という視座の提供がいちいち魅力的だからです。
最近ですとBSアニメ夜話ウテナの会や、GUNDAM.INFO(http://www.gundam.info/)でやってたネイティブ・ガンダムシリーズとかが本当に面白かったですね。別に小難しい言葉を連発するわけでなく、よくわからん象徴論を引きずり出すわけでなく、誰にでもわかる平易な言葉でおもしろさを引き出す、そしてその対象に深い敬意を持っている。
あたくしは氷川氏の文章に出会うまで、評論てえものは何か、読みもしないで専門用語を羅列して、SFだのファンタジーだのを小難しく大衆の手の届かないものにしようというごくくだらないものである、という偏見を持っておりました。もう十年以上前のことですが、大変恥じ入るばかりです。
ですから、あたくしの原稿も、なろうことなら故きを温ねて新しきを知る精神で、皆さまの視座に新しいものを提供できれば、と思っております。
頑張ります。

*1:小池一夫風に

*2:マクロスFのDVDの解説を書いている人だ、と言えばわかると思います。わかるよね? 買ったね?