萌え絵で読む虚航船団

http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/3529/oebi_kyokousendan1.html

言わずと知れた世界最高のＳＦ小説のひとつ、『虚航船団』*1の同人webコミック。
単純に萌えマンガとしても原作の再現としても素晴らしいのですが、「文房具に感情移入させるというメタ構造をもった小説」であるところの原作に、「文房具でありながら萌え少女でもありしかし一貫として文房具として扱われる文房具でないキャラクターたち」というさらなるメタ視点を付け加えているのがたまりません。
是非ご一読を*2。
もし原作を読んでないなら是非原作も！

虚航船団 (新潮文庫)

*1:日本の誇るSF作家、筒井康隆先生の大傑作。架空歴史ものとしても、メタ小説としても、そして何より娯楽ボンクラ小説として最高に面白い。これと『富豪刑事』『東海道戦争』『文学部唯野教授』あたりは墓場まで持って行きたいです

*2:ちなみに最萌は肥後守と糊、あと伝玄墨汁。コンパスはまだ書かれてない結末を踏まえるなら実にこうなんというかたまらんものが