天下繚乱・参の話「システムのはなし」
- 作者: 小太刀右京,協力:F.E.A.R.,まごまご,すがのたすく,他
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2010/03/13
- メディア: 大型本
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ええと、そのようなわけでございまして。
天下繚乱RPG(http://tr.jive-ltd.co.jp/index.html)、今回はシステムのお話です。
本作はあたくしの個人名義ですが、システム、主に根幹をなすデータパートの設計については、『カオスフレア』や『風の聖痕』でおなじみの三輪清宗氏、『セブン=フォートレス』や『ナイトウィザード』のデータパートでおなじみの重信康氏に、大きな助力をいただいております。僕が根幹の設計をして、3人でミーティングをし、何度もテストプレイとブラッシュアップを繰り返すという、個人的な感想としては密度の濃い作りが出来ました。
特に、三輪さんのオカルト知識が遺憾なく生かされた、所謂カルトマジック系のクラスについては、マニアの方にも喜んでもらえるのではないかと思います。
純粋なゲームシステムとしては、『アルシャードガイア』とほぼコンパーティブルになっております。『アルシャード』シリーズは大変遊びやすく、初心者にも理解しやすいよいシステムです。これを使うことで、ルールの間口を広げ、時代劇というともすれば(TRPGのジャンルにおいては)馴染みのないシステムに、なるべくお友達を誘いやすくなる、というのがコンセプトです。
PCである英傑の使う“奥義”は『アルシャードガイア』の“加護”と対応する作りになっておりますので、混ぜて遊ぶときもさほどの手間ではないかと思います。
よろしくお願いいたします。