つれづれと

血を吐くほど忙しい師走であります。いよいよ『サヨナラノツバサ』公開が迫ってきたことを実感いたします。果たして三角関係に決着はつくのか、フロンティア船団の運命は。私も皆さんと共に、固唾をのんでクライマックスを待ちたいと思います。
待ちきれないあなたは、『イツワリノウタヒメ』の復習と『娘クリ』で期待を高めておきましょう!

「小太刀さんはウォーゲーム*1にご興味がおありですか?」というお便りをいただきました*2
ええ、もちろんアナログゲーム*3の専門家なので興味はありますし、研究はしております。熱心というほどではありませんが*4
一番やりこんだのはツクダの『ガンダム・ヒストリー』です。愛機はギャプランでした。あのゲームからはムーバブル・フレームと可動式バインダーの偉大さを学びました。今でもプロット制のロボット・シミュレーションゲームでは至高のものであると感じています。
サイクロプス・アタック』や『サイコ・ガンダム』もだいぶ遊んだものです。
ヒストリカルなものですと、『ワールドタンクバトルズ』が大変面白かったです。海洋堂ワールドタンクミュージアムで遊べる、というだけでなく、1プレイが30分程度で終わる短さ、カード管理による適度なランダム性、わくわくする展開など、珠玉の一品です。引っ越しの時にどっかにやっちゃったんだよなあ……。
コンピュータゲームですと、『スーパーロボット大戦』は別格として、『ベルウィックサーガ』をまず押します。思考ルーチン、マップの設計、戦術性と戦略性の高いレベルのマッチング、あらゆる意味で同様のキャンペーン型ウォーゲームの金字塔であると考えます。
大戦略』シリーズもだいぶ遊びましたが、一番好きなのはスピンオフの『ゴジラ*5ですね。今でも映画を見ながら、「オレなら旭光をこうは使わないなあ」「やっぱりサンダとガイラを迎撃するのはここしかねえよなあ」と考えます。歴史上の(?)指揮を追体験し、その意義について考える、ということについていえば、非常に優れた出来でした。あと『空軍大戦略』もよかった……。
戦争状態そのものの追体験としても、格闘級ウォーゲームとしても優れていたのは『高機動幻想ガンパレード・マーチ』ですね。最高です。TRPG版でスタッフとして名を連ねられたことは、望外の光栄と感じております。

追伸:リアルタイムストラテジーについては、長くなるので割愛しました。最初に遊んだのは『バトルコマンダー〜八武衆・修羅の兵法〜』だったかしら。

とりとめがなくなって参りましたので、お仕事に戻ります。

*1:いろいろ定義はありますが、虚構・史実を問わず、戦争そのものを盤上で再現してシミュレートを行なう知的遊戯です。現実の士官教育から発展しました

*2:なんか昔のラジオ番組みたいな進行になってきたな

*3:和製英語。コンピュータを使わないゲーム、の総称。将棋とか囲碁とかTRPGとか

*4:熱心な方は本当に熱心ですし真摯なので、自分などが熱心、というのはおこがましいと考えています

*5:大戦略』のシステムでゴジラや怪獣と戦う、というより必死に誘導するゲーム