天下繚乱・拾七の話「サンプルのはなし・説拾弐」
三輪が代理更新させて頂きます。
それにしてもこれだけ書き貯めていたんですから、我が相方ながらすごいもの
です。
いよいよ最後のサンプルと相成りました。妖怪でございます。
この『天下繚乱』における妖怪は、天地自然の気が凝って生まれた、人ならざる何者かです。邪気の固まりである妖異とは、似て非なるものであります*1。土地神さまや幽霊なども、妖怪として表現されます。
妖怪のキャラクターは、すべて*2、人間に偽装する能力を持っております。この偽装を解くことで、パワーアップする、というのが基本的な動きです。鬼神衆が変身ヒーローなら、妖怪は“やつし”もののヒーローですね。
基本的には妖怪であることによって自然の法則に縛られることなく大暴れするぜ! というクラスのイメージです。防御力、火力、射程ともにバランスがとれております。『うしおととら』や『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪が主なイメージソースですね。
その上で、油すましや小豆あらいのような戦闘能力に秀でていない妖怪を表現するためのデータ、たとえば木の葉を小判に換えたり、羽根で機を織ったり、天気を変えたり祟りを起こすような特技も用意してあります。これらの特技を取得し、玄武や白虎のようなバックアップ型の基本クラスをのばしていけば、火を吐き空を飛ぶ妖怪でなくとも、大活躍をすることができるでしょう。
このサンプルキャラクター“おぼろの君”もそのようなイメージで作られております。白虎と玄武をマルチすることによって支援能力とカバーリング能力を備え、自らも狐火による攻撃を行なうことができます。