天下繚乱・拾八の話「シナリオのはなし」

 三輪が代理更新させて頂きます。
 そろそろ発売日が迫って参りました。みなさん、ご購入の予定はもう立てて頂
けてますでしょうや?
 
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『天下繚乱』、今回はシナリオのお話です。
言うまでもないことですが、『天下繚乱』を買ってきたみなさんがすぐに遊べるように、シナリオが2本用意してあります。TRPGを遊ぶための筋書きですね。極端な話ですが、これを読み上げるだけでもGMができますので、「おいおい時代劇のRPGなんかやったことないよ」という人でも万全です。

とはいえ、シナリオの中身を紹介するわけにも参りませんので、今回は2本のシナリオの今回予告*1をご紹介します。


■今回予告・その壱
 上州、間垣村。
 どこにでもある平和な農村に、悪代官、伊吹勘兵衛とこれに結託した悪徳商人、越後屋伝衛門の魔の手が迫る。
 勘兵衛は重い年貢で人々を苦しめ、払えぬものを、かつて武田信玄が発見したという隠し金山で働かせて暴利をむさぼっていた。
 病の父を救うため、泣く泣く悪代官に身を売ろうとする娘を助け、英傑たちが陰謀に立ち向かう。
 だが、その背後には復活をもくろむ閻羅王、“白面の君”の姿があった。
 天下繚乱RPG『許せぬ悪をなんとする』
 百花繚乱綾錦、いざ開幕!

ええ、いわゆる股旅物のシナリオです。悪代官がいて越後屋がいて悪の陰謀があるという、もはやファンタジーRPGのゴブリン退治のようなシナリオになっております。イメージしやすいシナリオなので、最初に遊んでみるにはぴったりかと思います。

■今回予告・その弐
 天下泰平を謳歌する江戸の町。
 だが、その八百八町の人々をおびやかす悪党どもがいた。押し込んだ先の一家をことごとく殺す“血槍組”である。
 だが、ヤツラはただの悪党どもではなかった。その狙いは、はるかフランスの地で生み出されたという、無限エネルギーを生み出す神秘の“青い石”。その石の力を引き出すため、血槍組はひとりの蘭学者を引き入れた。
 江戸に降り注ぐ雷鳴は、閻羅王、菅原道真復活の予兆か。
 天下繚乱RPG『大爆発! 大江戸最後の日!』
 百花繚乱綾錦、いざ開幕!

より『天下繚乱』の深い部分に迫ったシナリオです。外国の勢力、うごめく妖異、そして何よりも江戸の冒険。PC?はもちろん(?)正体を隠した北町奉行であります。もちろん、こちらからプレイすることもできます。

*1:映画でいう予告です。セッション前にこれを読み上げることで、プレイのイメージを間違えずに伝えることができます