天下繚乱・七の話「サンプルのはなし・説四」

ええ、サンプルも4人目と相成りました。忍者でございます。実は忍者という呼び方はどうも明治以降に成立したんじゃないかという話もありますが、そこはまあわかりやすさ重視でございまして、ご容赦いただきたいところでございます。
ところでまるで口調の安定しないブログですが、ひとつ大目に見てやってくださいまし。


さて、忍者、というキャラクターのイメージは多岐にわたっております。あちらには巨大なガマでジャイアントロボを一のみにせんとする赤影あらば、こちらにははるか樺太の地をさまよい間宮海峡を見いだした間宮林蔵あり。こなたにはゲルマン忍者あらば、かなたには全裸でクリーピングコインの首を跳ねる忍者あり。
まことにイメージも能力も多岐に渡り、曖昧模糊としてつかみ所のない存在、それが忍者です。『夜桜忍法帖』や『シノビガミ』と言った、忍者だけを扱う名作TRPGの存在も無理からぬことと言えましょう。

というわけで今回の忍者というクラスは、ずばり申し上げまして、かの山田風太郎氏の確立した、「ひとりの忍者にひとりの忍法、忍者といえばこれ怪人」の忍者です。いわばスーパー系忍者ですね。つまり、忍者になった瞬間に選んだ忍法と一蓮托生、同じ忍者でも能力はまるで違う。そういうクラスです*1
ではこの忍者の忍法は何か、と申しますと、不死身の忍法、その名を不死鳥。文字通り灰の中からでもよみがえる無敵の忍法です。この忍法を生かして味方をカバーリングし、あらゆる攻撃の楯となる、MMOで言うところのタンク、カオスフレアでいえば光翼騎士。それがこのサンプルキャラクターです。網タイツは伊達ではありません。


それはそれとして、これ以外の忍者、つまりリアル系忍者や立川文庫系忍者など、さまざまな忍者についてはサプリメントで追加できればな、と思っております。現状は夢や妄想の域を出ませんが、皆様のご声援次第で現実のものとなるよう、努力していく所存でございます。チョーン(拍子木)。

*1:風の聖痕RPG』のイレギュラーや『天羅WAR』のバスタードシードがイメージに近いですね