天下繚乱・拾四の話「サンプルのはなし・説九」

まさか……まさかこの作業をしているとき、藤田まことさんがお亡くなりになるとは思っておりませんでした。あたくしもう涙が止まりません。
ええ、そんなわけでございまして、“仕事人”というクラスでございます。読んでじのごとく見てのとおり、『仕掛人・藤枝梅庵』や『必殺シリーズ』、あるいは『破れ奉行』『長崎犯科帳』『江戸中町奉行所』、果ては『ブラックエンジェルス』や『マーダーライセンス牙』『銀河旋風ブライガー』などの「闇に隠れた殺し屋が許せぬ悪を金をもらってブッ殺す」という作品群をイメージしたクラスです。
あたくしが最初に遊んだ時代劇RPGはかのグループSNEの『大活劇』でして、こちらも『必殺シリーズ』をイメージしたRPGでしたので、その意味でも感慨深いクラスであります。

どんなことが出来るかと言いますと、これはもちろん外道ひとりを狙って確実に仕留めるクラスです。骨を外す、三味線のばちで殺す、鴨居からぶら下げる、キメ台詞の後に殺す、一般人を装って殺す、殺すときに相手のレントゲン写真が写る、逃げ道に先回りして殺す、とただひたすらに殺しまくる。ファンタジーRPGで言うとアサシンですね。
サンプルキャラクターは先ほどご紹介いたしました単体攻撃特化の“青龍”に“仕事人”を組み合わせ、これに範囲攻撃向けの“朱雀”を足して、大人数相手の立ち回りも出来るようになっております*1

*1:初期の主水はばったばったと悪党を斬り殺してましたからね! そしてもちろん単体攻撃が強いのは後期のイメージです